タマモサンドスキー（2001年生、母サンドピアリス）

タマモサンドスキー（2001年2月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋母名の一部＋父名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のピルサドスキー（当時9歳）と交配したサンドピアリスが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）岡田牧場。戦績は、中央平地8戦1勝。主な勝ち鞍は2004年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

当歳のとき、岡田牧場から「北海道10月市場サラブレッド当歳」に上場され、タマモによって4,305万円で落札された。

佐藤正雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2004年）

6月5日、デビュー戦は小池隆生騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は504kg。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を繰り出し、3着に入った。

7月3日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小池隆生騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

7月17日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で小池隆生騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

8月7日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小池隆生騎手（3戦0勝）。15頭立ての4番人気で大外15番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き13着に敗れた。

8月28日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小池隆生騎手（4戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では別次元の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のブルースクデットに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月10日、中5週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で小池隆生騎手（5戦1勝）。15頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

4歳（2005年）

5月14日、約7か月の休み明けで迎えた7戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に敗れた。

6月12日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は小池隆生騎手（6戦1勝）。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく7着に終わった。