エリセイラ（2022年生、母イルーシヴグレイス）

Ericeira

2022.03.05

エリセイラ（2022年3月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「サーフィンの聖地であるポルトガルの漁村名。母母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のモーリス（当時11歳）と交配したイルーシヴグレイスが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者は吉田 俊介。

経歴

デビュー前

大久保龍志厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

10月6日、デビュー戦はA.シュタルケ騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1800m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は416kg。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

3歳（2025年）

1月12日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝2000m 曇/良）に出走。18頭立ての8番人気で17番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい17着に敗れた。

4月12日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、4着に入った。

5月4日、中2週で迎えた4戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り 曇/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

6月29日、中7週で迎えた5戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では余力が残っておらず17着に敗れた。

9月3日、中8週で迎えた6戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のデネブ特別（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月24日、中6週で迎えた7戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、そのだ金曜ナイターファイナル（園田ダート1700m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた8戦目は、兵庫の「至宝」イグナイター引退記念（園田ダート1870m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後はタレてしまい12着に敗れた。

12月4日、中3週で迎えた9戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。