フェノゴールド（2017年生、母ギオンゴールド）

経歴

デビュー前

1歳のとき、道見牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、西森鶴によって842.4万円で落札された。

岩本洋厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2019年）

8月6日、デビュー戦は御神本訓史騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は471kg。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、緩やかなペースでレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではビュッとキレる脚を見せたが、ミナミンに交わされて1馬身半差の2着となった。

3歳（2020年）

1月27日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から29kg増やして迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したモンゲーカイザーを差し切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

3月2日、中4週で迎えた3戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のカテドラル賞（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、ブイジャスティスに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

4月13日、中5週で迎えた4戦目は、3歳戦のこなら特別（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るビリージーンを猛烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月12日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、3歳戦の鈴蘭特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい6着に敗れた。

2021年10月1日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。