ケープホーン（1985年生、母カネサザンカ）

Cape Horn

1985.05.27

ケープホーン（1985年5月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のカネオオエ（当時14歳）と交配したカネサザンカが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は合資会社青森牧場。戦績は、中央平地7戦1勝、中央障害3戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1988年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

阿部新生厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1987年）

9月13日、デビュー戦は谷中公一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り 曇/良）に出走。馬体重は464kg。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

9月19日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山芝1200m 外回り 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で谷中公一騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

3歳（1988年）

6月25日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、柴田政人騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1500m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

8月14日、中6週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田政人騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（函館芝1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柴田政人騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

9月17日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田政人騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のオオホデディオスに1馬身1/4の差をつけて未勝利戦を制した。

4歳（1989年）

6月17日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた7戦目は、星野忍騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2800m 外→内 曇/重）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のシンボリビアスカに6馬身の差をつけて久方ぶりの実戦を物にした。

7月8日、中2週で迎えた8戦目は、障害4歳以上400万下（新潟障害芝2800m 外→内 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で星野忍騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のアマゾンランドをクビ差制して3勝目を掴み取った。

8月19日、中5週で迎えた9戦目は、障害4歳以上オープン（新潟障害芝2800m 外→内 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で星野忍騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイシンルンルンから3馬身差の2着に敗北した。

5歳（1990年）

5月4日、約8か月半の休養明けで迎えた10戦目は、成島正規騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（東京芝1800m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って7着に終わった。