ティエムユアラナス（1994年生、母ミナガワセンプー）

ティエムユアラナス（1994年4月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のミナガワマンナ（当時16歳）と交配したミナガワセンプーが15歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は本巣一敏。戦績は、中央平地8戦1勝、地方20戦0勝。主な勝ち鞍は1996年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

黒坂洋基厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1996年）

11月3日、デビュー戦は武藤善則騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 曇/重）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鬼脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のシャインストーンをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

11月30日、中3週で迎えた2戦目は、3歳500万下の葉牡丹賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武藤善則騎手（1戦1勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバタバタになってしまい12着に終わった。

3歳（1997年）

1月6日、中4週で迎えた3戦目は、4歳500万下の若竹賞（中山芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で武藤善則騎手（2戦1勝）。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず15着に終わった。

2月1日、中3週で迎えた4戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のセントポーリア賞（東京芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

7月13日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は武藤善則騎手（3戦1勝）。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

8月3日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武藤善則騎手（4戦1勝）。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、5着に入り込んだ。

8月31日、中3週で迎えた7戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の春日山特別（新潟芝1800m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

9月13日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下の佐倉特別（中山芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田富男騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

4歳（1998年）

7月12日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、大木義一騎手を鞍上に迎えて、一般C1イ C2イ（宇都宮ダート1400m 雨/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた10戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、一般C2（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2イ C3イ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は大木義一騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

8月31日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2ロ（足利ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は早川順一騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月27日、中3週で迎えた13戦目は、一般C2イ（足利ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で早川順一騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月4日、連闘で迎えた14戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C2（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月25日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2ロ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大木義一騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大木義一騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2ロ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は早川順一騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月29日、中0週で迎えた18戦目は、一般C2ロ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で早川順一騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3ニ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で早川順一騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月28日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3ニ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大木義一騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。4着を確保した。

5歳（1999年）

1月19日、中2週で迎えた21戦目は、一般C3ロ（足利ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大木義一騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3ハ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は早川順一騎手（6戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3ロ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大木義一騎手（6戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3ロ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大木義一騎手（7戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた25戦目は、岡田康志騎手を鞍上に迎えて、一般C3ロ（足利ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月21日、中0週で迎えた26戦目は、一般C3ハ C4イ（宇都宮ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田康志騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた27戦目は、一般C3ハ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田康志騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月14日、中8週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた28戦目は、一般C4ホ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大木義一騎手（8戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。