ハギノピアチェーレ（2022年生、母ハギノベルエキプ）

ハギノピアチェーレ（2022年2月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+喜び(伊)」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキズナ（当時12歳）と交配したハギノベルエキプが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は株式会社ノースヒルズ。主な勝ち鞍は2025年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

高野友和厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2025年）

2月2日、デビュー戦は藤懸貴志騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。馬体重は464kg。17頭立ての7番人気で大外17番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のニューヤンキーをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

3月22日、中6週で迎えた2戦目は、牝馬限定3歳G3のフラワーカップ（中山芝1800m 晴/良）に出走。重賞競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で藤懸貴志騎手（1戦1勝）。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

4月27日、中4週で迎えた3戦目は、牝馬限定3歳G2のフローラステークス（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤懸貴志騎手（2戦1勝）。18頭立ての13番人気で17番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。