エルウェーマシェリ（2004年生、母マイネエンプレス）

エルウェーマシェリ（2004年4月23日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋いとしい人。あなた（仏）」。毛色は芦毛。種牡馬のアドマイヤコジーン（当時8歳）と交配したマイネエンプレスが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ビッグレッドファーム。戦績は、中央平地10戦0勝2着2回、地方7戦0勝。

経歴

デビュー前

坪憲章厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2006年）

10月15日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた2戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた3戦目は、船曳文士騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1200m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が上がってしまい13着に終わった。

3歳（2007年）

4月21日、約5か月半の休養明けで迎えた4戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

5月19日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。18頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず10着に敗れた。

7月15日、中7週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 小雨/重）に出走。鞍上は中村将之騎手（1戦0勝）。18頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、抜け出したベターデイズにハナ差届かず2着に惜敗した。

7月28日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中村将之騎手（2戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて16番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、抜け出したタガノプレジールにクビ差届かず2着に惜敗した。

8月12日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中村将之騎手（3戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、壮絶なハイペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

9月2日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（2戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

9月16日、中1週で馬体重を前走から22kg絞って迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はタレてしまい16着に敗れた。

10月23日、中4週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた11戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A3二（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見所を作れず12着に敗れた。

11月6日、中1週で馬体重を前走から17kg絞って迎えた12戦目は、3歳以上A3二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた13戦目は、安原勝久騎手を鞍上に迎えて、ラジオ関西558賞（園田ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた14戦目は、坂本和也騎手を鞍上に迎えて、フリーマーケット開催記念特別（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

4歳（2008年）

2月7日、中8週で迎えた15戦目は、有馬温泉兵衛向陽閣特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は安原勝久騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上A3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安原勝久騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

3月13日、中2週で迎えた17戦目は、市制40周年記念加西特別（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。