ワイルドスピード（2003年生、母カガミサンデー）

ワイルドスピード（2003年3月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「野生の速度」。毛色は青毛。種牡馬のブロッコ（当時12歳）と交配したカガミサンデーが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）東栄牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方6戦1勝。主な勝ち鞍は2006年の3歳。

経歴

デビュー前

吉岡八郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2005年）

10月30日、デビュー戦は橋本美純騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり15着に終わった。

3歳（2006年）

3月25日、約5か月の休み明けで迎えた2戦目は、上野翔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びが鈍く14着に終わった。

7月26日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフェルカド特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月25日、中3週で迎えた4戦目は、倉地学騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミスヤヨイに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月6日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉地学騎手（1戦1勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

9月29日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉地学騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた7戦目は、山本茜騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は倉地学騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。