アンサーティン（1988年生、母パッシングレッド）

Uncertain

1988.03.22

アンサーティン（1988年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のノーザンアンサー（当時22歳）と交配したパッシングレッドが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は三浦 修蔵。戦績は、中央平地10戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1991年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

小野幸治厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1991年）

6月16日、デビュー戦は河北通騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/不良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は524kg。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では素晴らしい伸びを見せたが、エイシンリズムに半馬身交わされて2着となった。

6月30日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（中京ダート1000m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で河北通騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

7月7日、連闘で迎えた3戦目は、内山正博騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取り、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ユタカエースにハナ差交わされて2着に甘んじた。

7月28日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で内山正博騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや速いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のプリティファンシーに1馬身1/4の差をつけて未勝利戦を制した。

4歳（1992年）

3月28日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた5戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は河北通騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に敗れた。

4月19日、中2週で迎えた6戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は内山正博騎手（2戦1勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい16着に敗れた。

4月25日、連闘で迎えた7戦目は、5歳以上500万下（新潟ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内山正博騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、4着を確保した。

5月9日、中1週で迎えた8戦目は、5歳以上500万下（新潟ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で内山正博騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

5月23日、中1週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（阪神芝1600m 小雨/良）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は河北通騎手（3戦0勝）。15頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。端をきる形となり、速いペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず15着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で河北通騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着を確保した。