デンコウマッハ（2001年生、母サンファスト）

デンコウマッハ（2001年4月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「電光＋マッハ」。毛色は栗毛。種牡馬のラムタラ（当時9歳）と交配したサンファストが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は的場牧場。戦績は、中央平地15戦0勝、中央障害7戦1勝、地方5戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年の障害3歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

福島勝厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2003年）

10月19日、デビュー戦は牧田和弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は488kg。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

11月8日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

11月29日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は牧田和弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

12月21日、中2週で迎えた4戦目は、宇田登志夫騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

3歳（2004年）

1月12日、中2週で迎えた5戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

1月31日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見所を作れず15着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は牧田和弥騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

6月5日、約3か月半の休み明けで迎えた8戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧田和弥騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で牧田和弥騎手（4戦0勝）。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で牧田和弥騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

8月14日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

9月4日、中2週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた12戦目は、武英智騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

9月26日、中2週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武英智騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

11月6日、中5週で迎えた14戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、一般F3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のグントラムに3/4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月27日、中2週で迎えた15戦目は、初雪特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったグントラムから4馬身差の2着に敗北した。

12月18日、中2週で迎えた16戦目は、一般E8（高知ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で中西達也騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のトナミオリンピアに4馬身の差をつけて制した。

4歳（2005年）

1月3日、中1週で迎えた17戦目は、一般E6（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で中西達也騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のイケノグランプリに8馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

1月9日、連闘で迎えた18戦目は、一般E3（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で中西達也騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のメイショウタニカゼに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

2月12日、中4週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート2400m 曇/重）に出走。鞍上は秋山真一郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

5月14日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、4歳以上500万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は宇田登志夫騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく13着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた21戦目は、菊地昇吾騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた22戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。鞍上は宇田登志夫騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

7月3日、中2週で迎えた23戦目は、嘉堂信雄騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 小雨）に出走。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月30日、中3週で迎えた24戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で嘉堂信雄騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。0着に敗れた。

8月21日、中2週で迎えた25戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で嘉堂信雄騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月4日、中1週で迎えた26戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で嘉堂信雄騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のバンチフラワーに2馬身半の差をつけて5勝目を手に入れた。

11月5日、中8週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた27戦目は、秋陽ジャンプステークス（東京障害芝3300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で嘉堂信雄騎手（4戦1勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。最後はケイアイハイランドと並んで8着同着となった。