マイネルプリンチペ（2015年生、母マイネプリンセス）
Meiner Principe
2015.03.12
マイネルプリンチペ（2015年3月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+王子(伊)」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のステイゴールド（当時21歳）と交配したマイネプリンセスが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はビッグレッドファーム。戦績は、中央平地7戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2018年の3歳未勝利。
経歴
デビュー前
ラフィアンターフマンクラブにて総額2,400万円（24万×100口）で一口馬主が募集された。
畠山吉宏厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2017年）
9月24日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、ダイワメモリーに3/4馬身交わされて2着に敗北した。
10月14日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
11月12日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。
3歳（2018年）
3月31日、約4か月半の休み明けで迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田大知騎手（3戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見事な伸び脚で驀進したが、伸びてきたユウセイフラッシュ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。
4月21日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴田大知騎手（4戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、勝ったミッキーバードにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。
5月12日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柴田大知騎手（5戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして、最後は2着のシーオブセレニティに2馬身の差をつけて未勝利戦を制した。
12月8日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた7戦目は、3歳以上500万下（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で柴田大知騎手（6戦1勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み6着に沈んだ。
4歳（2019年）
3月23日、約3か月半の休み明けで迎えた8戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の刈谷特別（中京芝1600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦し、4着に入った。
7月27日、約4か月の休み明けで迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（7戦1勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。
8月10日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラスの村上特別（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（8戦1勝）。15頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく最後はミチビキと並んで6着同着となった。
9月14日、中4週で迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラスの古作特別（中山芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（9戦1勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず12着に終わった。
11月2日、中6週で迎えた12戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの二本松特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では圧巻の末脚を披露し、3着に入り込んだ。
11月16日、中1週で迎えた13戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島芝1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、伸びてきたペガーズ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。
12月7日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上1勝クラス（中京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入った。
12月21日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上1勝クラスのキャンドルライト賞（中山芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。
5歳（2020年）
1月11日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で丹内祐次騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。最後は力尽きて16着に敗れた。
5月9日、約4か月の休み明けで迎えた17戦目は、4歳以上1勝クラス（新潟芝1800m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（10戦1勝）。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は力尽きて9着に敗れた。
7月5日、中7週で迎えた18戦目は、3歳以上1勝クラスの南相馬特別（福島芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（11戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。
7月25日、中2週で迎えた19戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（12戦1勝）。18頭立ての6番人気で17番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入った。
8月15日、中2週で迎えた20戦目は、3歳以上1勝クラスの村上特別（新潟芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田大知騎手（13戦1勝）。17頭立ての7番人気で大外17番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮し、3着に入った。
9月13日、中3週で迎えた21戦目は、3歳以上1勝クラス（中山芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴田大知騎手（14戦1勝）。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、5着に終わった。
6歳（2021年）
4月25日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた22戦目は、4歳以上1勝クラス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柴田大知騎手（15戦1勝）。15頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、3着に入った。
5月22日、中3週で迎えた23戦目は、4歳以上1勝クラス（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で柴田大知騎手（16戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。
6月6日、中1週で迎えた24戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 小雨/重）に出走。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では余力が残っておらず15着に敗れた。
8月8日、中8週で迎えた25戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（17戦1勝）。18頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。
10月16日、中9週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた26戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（4戦0勝）。18頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、抜け出したミスビアンカを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着となった。
10月31日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上1勝クラスの十日町特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（5戦0勝）。18頭立ての7番人気で17番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。
11月21日、中2週で迎えた28戦目は、3歳以上1勝クラスの二本松特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丹内祐次騎手（6戦0勝）。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に終わった。
7歳（2022年）
8月20日、約9か月の休養明けで迎えた29戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの千歳特別（札幌芝1500m 曇/稍重）に出走。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。
9月11日、中2週で迎えた30戦目は、3歳以上1勝クラス（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（7戦0勝）。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく6着に終わった。
10月10日、中3週で迎えた31戦目は、3歳以上1勝クラス（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（8戦0勝）。18頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではいいところがなく17着に敗れた。
2022年10月19日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。
8歳（2023年）
6月10日、約8か月の休養明けで迎えた32戦目は、林謙佑騎手を鞍上に迎えて、一般C3-4（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。
6月25日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた33戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、祝!遼太郎20歳特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい6着に敗れた。
7月23日、中3週で迎えた34戦目は、所蛍騎手を鞍上に迎えて、一般C3-4（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、4着に終わった。
8月13日、中2週で迎えた35戦目は、上田将司騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はタレてしまい12着に敗れた。
9月10日、中3週で迎えた36戦目は、西森将司騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1400m 雨/重）に出走。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。