ヒメダイリン（1998年生、母ヒメダイリンザン）

ヒメダイリン（1998年6月8日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のホーエイヒロボーイ（当時13歳）と交配したヒメダイリンザンが13歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は道見勝行。戦績は、地方17戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2000年のアラ系3歳。

経歴

デビュー前

山川清志厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（2000年）

7月24日、デビュー戦は山本登志彦騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（金沢ダート900m 曇/良）に出走。馬体重は470kg。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

8月7日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、アラ系3歳（金沢ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本登志彦騎手（1戦0勝）。5頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、後続との差を2馬身以上キープして、で馬群を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のチョウヨープリンスをハナ差振り切って初勝利を挙げた。

8月22日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた3戦目は、2歳戦のガーネット特別（金沢ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本登志彦騎手（2戦1勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず3着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のガーネット特別（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本登志彦騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく6着に終わった。

9月15日、中0週で迎えた5戦目は、2歳戦のガーネット特別（金沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山本登志彦騎手（4戦1勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のアラブ若駒賞（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山本登志彦騎手（5戦1勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

10月31日、中3週で迎えた7戦目は、2歳戦のガーネット特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で山本登志彦騎手（6戦1勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で山本登志彦騎手（7戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

11月28日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で山本登志彦騎手（8戦1勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で山本登志彦騎手（9戦1勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で山本登志彦騎手（10戦1勝）。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

3歳（2001年）

2月23日、中8週で迎えた12戦目は、山口盛弘騎手を鞍上に迎えて、3歳（足利ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

3月16日、中2週で迎えた13戦目は、3歳（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口盛弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったオイワケスズランから約17馬身差の2着となった。

4月7日、中2週で迎えた14戦目は、3歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口盛弘騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のダイドウミノルに1馬身の差をつけて優勝

5月4日、中3週で迎えた15戦目は、加藤和博騎手を鞍上に迎えて、3歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったニノミヤホースからクビ差の2着に甘んじた。

5月25日、中2週で迎えた16戦目は、3歳（宇都宮ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月15日、約4か月の休養明けで迎えた17戦目は、一般C5ホ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山口盛弘騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。11着に敗れた。