スズランシェーバー（2001年生、母タヤスカガヤキ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、小笠原富三郎から「八戸市場サラブレッド1歳」と「八戸11月市場サラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

2歳（2003年）

10月11日、デビュー戦は佐宗応和騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は487kg。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

11月2日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳（大井ダート1190m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐宗応和騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

11月27日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、矢吹誠騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1190m 曇/重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

3歳（2004年）

1月7日、中5週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢吹誠騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

1月22日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢吹誠騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

2月16日、中3週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で矢吹誠騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた7戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で急追したが、勝ったホクトアサティスに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

3月16日、中1週で迎えた8戦目は、有年淳騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

5月22日、中5週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

6月1日、中0週で迎えた11戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

6月11日、中0週で迎えた12戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

7月6日、中3週で迎えた13戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で和田譲治騎手（5戦0勝）。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

11月13日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた14戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で和田譲治騎手（6戦0勝）。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は一杯になって12着に終わった。

12月8日、中3週で迎えた15戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で和田譲治騎手（7戦0勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

12月30日、中2週で迎えた16戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で和田譲治騎手（8戦0勝）。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、4着を確保した。

4歳（2005年）

1月20日、中2週で迎えた17戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で和田譲治騎手（9戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた18戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で和田譲治騎手（10戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るゴリョウフラッシュを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月11日、中4週で迎えた19戦目は、一般C2十11（大井ダート1500m 内回り雨/良）に出走。鞍上は11戦連続で和田譲治騎手（11戦1勝）。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を披露し、3着に入り込んだ。

3月25日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2十1112（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で和田譲治騎手（12戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

4月7日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2九十11（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で和田譲治騎手（13戦1勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

5月12日、中4週で迎えた22戦目は、一般C2九十（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で和田譲治騎手（14戦1勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

5月30日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2十11（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は15戦連続で和田譲治騎手（15戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

6月9日、中0週で迎えた24戦目は、一般C2九十（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で和田譲治騎手（16戦1勝）。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

6月30日、中2週で迎えた25戦目は、一般C2九十（大井ダート1500m 内回り晴/重）に出走。鞍上は17戦連続で和田譲治騎手（17戦1勝）。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3一二（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で和田譲治騎手（18戦1勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。