マイネキュート（2000年生、母キューティアップ）

マイネキュート（2000年5月4日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋きれいな・かわいい」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のライブリーワン（当時15歳）と交配したキューティアップが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）ビッグレッドファーム。戦績は、中央平地4戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

ラフィアンターフマンクラブにて総額1,000万円（10万×100口）で一口馬主が募集された。

伊藤伸一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2002年）

10月5日、デビュー戦は小野次郎騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。15頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。最後は脚勢が鈍り11着に敗れた。

10月26日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳新馬（中山芝1200m 外回り雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、抜け出したトウジュを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

3歳（2003年）

6月22日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、6着に入り込んだ。

7月20日、中3週で迎えた4戦目は、梶晃啓騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。17頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。