ホワイトギース（1988年生、母ティージーブイ）

ホワイトギース（1988年3月15日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のターゴワイス（当時18歳）と交配したティージーブイが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）浜本牧場。戦績は、中央平地6戦0勝2着1回、地方20戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1992年の一般C3 C4。

経歴

デビュー前

柄崎義信厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1990年）

8月11日、デビュー戦は菊沢隆徳騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館芝1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は472kg。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり6着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（函館芝1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではいいところがなく3着に敗れた。

9月9日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1000m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい6着に敗れた。

10月14日、中4週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島ダート1000m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は菊沢隆徳騎手（2戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナで最後まで敢闘したが、勝ったビヨンザリーフに詰め切れず、約12馬身差の2着に敗北した。

11月24日、中5週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

12月9日、中1週で迎えた6戦目は、徳吉一己騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びあぐねて13着に敗れた。

3歳（1991年）

6月9日、約6か月の休養明けで迎えた7戦目は、角田桂吉騎手を鞍上に迎えて、4歳（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月6日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、4歳（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で角田桂吉騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月25日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦のペルセウス特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で角田桂吉騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

4歳（1992年）

1月29日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた10戦目は、一般C3 C4（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で角田桂吉騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

2月14日、中1週で迎えた11戦目は、工藤勉騎手を鞍上に迎えて、一般C3 C4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は角田桂吉騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月12日、中1週で迎えた13戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田桂吉騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月26日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3 C4（高崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で角田桂吉騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったレイゲンから2馬身半差の2着となった。

4月22日、中3週で迎えた15戦目は、一般C3（高崎ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で角田桂吉騎手（7戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月2日、中0週で迎えた16戦目は、一般C3 C4（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で角田桂吉騎手（8戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月22日、中2週で迎えた17戦目は、一般C3 C4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で角田桂吉騎手（9戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のステータスパワーに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月13日、中2週で迎えた18戦目は、一般C3 C4（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で角田桂吉騎手（10戦1勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月12日、中3週で迎えた19戦目は、井上尊紀騎手を鞍上に迎えて、一般C3（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は角田桂吉騎手（11戦1勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月21日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2 C3（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田桂吉騎手（12戦1勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月12日、中2週で迎えた22戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般C3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月9日、中3週で迎えた23戦目は、丸山弘之騎手を鞍上に迎えて、一般C3（高崎ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は角田桂吉騎手（13戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月11日、中2週で迎えた25戦目は、一般C3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田桂吉騎手（14戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月26日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3 C4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で角田桂吉騎手（15戦1勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。