ベンテンヒカル（2001年生、母ライデンリーダー）

ベンテンヒカル（2001年4月5日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「弁天＋母母名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のウォーニング（当時16歳）と交配したライデンリーダーが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者は吉田牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方21戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2003年の未勝利馬リバイバル（5）( 牝)。

経歴

デビュー前

小井土金一厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（2003年）

10月3日、デビュー戦は柴山雄一騎手を鞍上に据えて、2歳戦の新馬チャレンジ（12）（笠松ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って7着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマキバエンジェルに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月5日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴山雄一騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヤマノサイレンスに3馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

11月20日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳戦の未勝利馬リバイバル（5）（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で柴山雄一騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のラブグレースに2馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

12月15日、中3週で迎えた5戦目は、2歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で柴山雄一騎手（4戦3勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

12月30日、中1週で迎えた6戦目は、2歳地方重賞のライデンリーダー記念（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で柴山雄一騎手（5戦3勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

3歳（2004年）

1月17日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた7戦目は、3歳500万下の白梅賞（京都芝1600m 小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は7戦連続で柴山雄一騎手（6戦3勝）。15頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

2月21日、中4週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で柴山雄一騎手（7戦3勝）。15頭立ての10番人気で16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が鈍り13着に終わった。

3月21日、中3週で迎えた9戦目は、3歳500万下の雪割草特別（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で柴山雄一騎手（8戦3勝）。15頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、5着に入り込んだ。

4月5日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた10戦目は、3歳地方重賞の新緑賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で柴山雄一騎手（9戦3勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

4月26日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で柴山雄一騎手（10戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず3着に敗れた。

5月16日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた12戦目は、3歳500万下のあずさ賞（京都芝1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で柴山雄一騎手（11戦3勝）。17頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では伸びが劣勢になり15着に敗れた。

10月18日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた13戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のガーデン埠頭特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったデスペハードから2馬身半差の2着に敗北した。

11月23日、中4週で迎えた14戦目は、野崎武司騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

12月20日、中3週で迎えた15戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で野崎武司騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

4歳（2005年）

2月9日、中6週で迎えた16戦目は、沖野耕二騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。先手を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず6着に敗れた。

2月25日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2四五（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で沖野耕二騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が衰えて14着に終わった。

3月16日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2五アイ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で沖野耕二騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

3月30日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2四五（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で沖野耕二騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

4月19日、中2週で迎えた20戦目は、一ノ瀬亨騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に終わった。

6月29日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、田中力騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（大井ダート1400m 曇/重）に出走。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り9着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2十（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中力騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は力尽きて9着に終わった。

8月16日、中4週で迎えた23戦目は、一般C2七八（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田中力騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着を確保した。

8月26日、中0週で迎えた24戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般C2四アイ（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい5着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた25戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい6着に敗れた。