ジレーネ（2017年生、母ソベラニア）

ジレーネ（2017年5月4日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ドイツの天文学者が発見した小惑星名。母名より連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時16歳）と交配したソベラニアが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。

経歴

デビュー前

Ｇ１サラブレッドクラブにて総額2,800万円（70万×40口）で一口馬主が募集された。

高野友和厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2019年）

10月20日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（新潟芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。馬体重は410kg。15頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

12月14日、中7週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では末脚に勢いがなく16着に終わった。

3歳（2020年）

1月18日、中4週で迎えた3戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 雨/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

2月15日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田菜七子騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

4月18日、中8週で迎えた5戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝2000m 小雨/稍重）に出走。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

5月10日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず7着に終わった。

6月21日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、サンテローズに交わされて2馬身半差の2着となった。

7月4日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず12着に敗れた。

8月15日、中5週で迎えた9戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/稍重）に出走。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。