テイエムサンビーム（2002年生、母レツツキツス）

テイエムサンビーム（2002年4月24日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋太陽光線」。毛色は鹿毛。種牡馬のヘクタープロテクター（当時14歳）と交配したレツツキツスが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方25戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は2006年の一般C11。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、竹園正継によって1,260万円で落札された。

鹿戸幸治厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2005年）

6月12日、デビュー戦は菊地昇吾騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。18頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では末脚にキレが無く18着に終わった。

7月18日、中4週で迎えた2戦目は、3歳戦のブレイズカップ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で菊地昇吾騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず11着に終わった。

8月14日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で菊地昇吾騎手（2戦0勝）。17頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では余力が残っておらず17着に終わった。

9月4日、中2週で迎えた4戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず15着に終わった。

11月15日、中9週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた5戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、一般C23（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月22日、連闘で迎えた6戦目は、一般C24（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったシゲルアラムシャから4馬身差の2着に敗北した。

12月7日、中1週で迎えた7戦目は、一般C23（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井浩和騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のキングニュートリノに3/4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月21日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、一般C20（荒尾ダート1300m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井浩和騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のトウグウザンに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

12月31日、中0週で迎えた9戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉井浩和騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（2006年）

1月10日、中0週で迎えた10戦目は、一般C17（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉井浩和騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったトーホーレインボーから3馬身差の2着に敗北した。

1月17日、連闘で迎えた11戦目は、一般C15（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で吉井浩和騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のタニノノスタルジーに1馬身の差をつけて3勝目をマークした。

2月1日、中1週で迎えた12戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で吉井浩和騎手（7戦3勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月7日、連闘で迎えた13戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で吉井浩和騎手（8戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のラストドリームに1馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。

2月21日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、一般C13（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた15戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（9戦4勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた16戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月18日、中3週で迎えた17戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月30日、中5週で迎えた18戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村島俊策騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月6日、連闘で迎えた19戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村島俊策騎手（4戦0勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた20戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で村島俊策騎手（5戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6月28日、連闘で迎えた21戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で村島俊策騎手（6戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に敗れた。

7月19日、中2週で迎えた22戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で村島俊策騎手（7戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムキーマンから半馬身差の2着となった。

8月11日、中2週で迎えた23戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で村島俊策騎手（8戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月5日、中3週で迎えた24戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で村島俊策騎手（9戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

9月19日、中1週で迎えた25戦目は、一般C15（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（10戦4勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月18日、中3週で迎えた26戦目は、一般C17（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（11戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のワンダーローマンに1馬身の差をつけて5勝目を挙げた。

10月31日、中1週で迎えた27戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井浩和騎手（12戦5勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月7日、連闘で迎えた28戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井浩和騎手（13戦5勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。