スロクセイ（1987年生、母パーソスタン）

Suroku Sei

1987.03.08

スロクセイ（1987年3月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーザンディクテイター（当時13歳）と交配したパーソスタンが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地10戦2勝。主な勝ち鞍は1991年の5歳以上500万下。

経歴

デビュー前

矢野照正厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1990年）

2月25日、デビュー戦は中野栄治騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1800m 曇/重）に出走。馬体重は496kg。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

3月11日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で中野栄治騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

4月1日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山芝2200m 外回り 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で中野栄治騎手（2戦0勝）。17頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚色がやや衰え、5着に終わった。

5月26日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で中野栄治騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

6月10日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で中野栄治騎手（4戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のキリーブロンコに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

6月24日、中1週で迎えた6戦目は、大江原哲騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のアマリリス賞（福島芝2000m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

4歳（1991年）

3月16日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた7戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入った。

4月20日、中4週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた8戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京芝2400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた9戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京芝2000m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では長く末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のハセフローレンスを3/4馬身振り切って2勝目を手中に収めた。

5歳（1992年）

2月3日、約9か月の休み明けで迎えた10戦目は、土谷智紀騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。