メドレー（1986年生、母ダイナメロデイ）

経歴

デビュー前

2歳（1988年）

7月16日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（福島芝1000m 雨/不良）に出走。馬体重は444kg。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のフジミマドリードに3馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

9月4日、中6週で迎えた2戦目は、2歳G3の新潟3歳ステークス（新潟芝1200m 晴/良）に出走。重賞競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

10月8日、中4週で迎えた3戦目は、牝馬限定3歳400万下のサフラン賞（東京芝1600m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名正義騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、抜け出したエレクトロアートにアタマ差届かず2着に惜敗した。

10月22日、中1週で迎えた4戦目は、蛯沢誠治騎手を鞍上に迎えて、3歳400万下のプラタナス賞（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では弾けるような伸びを見せたが、伸びてきたスポーツマスター決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

11月27日、中4週で迎えた5戦目は、3歳400万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（3戦1勝）。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のパストラーレに1馬身1/4の差をつけて断然人気に応えた。

12月17日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳G3のテレビ東京賞3歳牝馬ステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（4戦2勝）。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

3歳（1989年）

1月15日、中3週で迎えた7戦目は、3歳G3の京成杯（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名正義騎手（5戦2勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は力尽きて10着に終わった。

2月4日、中2週で迎えた8戦目は、3歳オープンのヒヤシンスステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で蛯名正義騎手（6戦2勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。

2月26日、中2週で迎えた9戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのクロッカスステークス（中山芝1600m 外回り晴/不良）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

7月15日、約4か月半の休養明けで迎えた10戦目は、4歳以上900万下の弥彦特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は蛯沢誠治騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では末脚が冴えず14着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた11戦目は、藤原英幸騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下のNST賞（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く16着に終わった。

8月20日、中2週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下の飯豊特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい7着に終わった。

4歳（1990年）

1月27日、約5か月半の休養明けで迎えた13戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた14戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手（3戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず最後はダイワギャバンと並んで8着同着となった。

2月25日、中1週で迎えた15戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（中山芝1600m 外回り雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で大塚栄三郎騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、勝ったメジロモニカに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

3月18日、中2週で迎えた16戦目は、5歳以上900万下（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で大塚栄三郎騎手（5戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

4月7日、中2週で迎えた17戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で大塚栄三郎騎手（6戦0勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、ギャロップチドリにハナ差交わされて2着に惜敗した。

4月29日、中2週で迎えた18戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の高尾特別（東京ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で大塚栄三郎騎手（7戦0勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のヨシノエレナスに4馬身の差をつけて久々に白星を挙げた。

6月3日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた19戦目は、欅ステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で大塚栄三郎騎手（8戦1勝）。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着を確保した。

6月30日、中3週で迎えた20戦目は、ハンデ戦の阿武隈ステークス（福島ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で大塚栄三郎騎手（9戦1勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。

7月22日、中2週で迎えた21戦目は、中野栄治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の麒麟山特別（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

8月18日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下の飯豊特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は大塚栄三郎騎手（10戦1勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず3着に終わった。

9月15日、中3週で迎えた23戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下の浦安特別（中山芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（11戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、勝ったビーバップにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

10月6日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上900万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手（12戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のエースメロディーを半馬身振り切って1番人気に応えた。

10月21日、中1週で迎えた25戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、ハンデG3のカブトヤマ記念（福島芝1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は失速してしまい9着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた26戦目は、牝馬限定戦のユートピアステークス（東京芝1400m 雨/不良）に出走。鞍上は大塚栄三郎騎手（13戦2勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を持続できず、5着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた27戦目は、ハンデ戦の霜月ステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（14戦2勝）。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい8着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた28戦目は、ハンデ戦の中山競馬場スタンド完成記念（中山芝1200m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手（15戦2勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、抜け出したマイスーパーマンを差し切れず、2馬身差の2着となった。

5歳（1991年）

1月5日、中4週で迎えた29戦目は、サンライズステークス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大塚栄三郎騎手（16戦2勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

1月27日、中2週で迎えた30戦目は、銀嶺ステークス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大塚栄三郎騎手（17戦2勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず10着に終わった。

3月3日、中4週で迎えた31戦目は、千葉ステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大塚栄三郎騎手（18戦2勝）。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

3月17日、中1週で迎えた32戦目は、G3のダービー卿チャレンジトロフィー（中山芝1200m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で大塚栄三郎騎手（19戦2勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

4月6日、中2週で迎えた33戦目は、ハンデ戦の卯月ステークス（中山芝1200m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で大塚栄三郎騎手（20戦2勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出し、3着に入った。

4月27日、中2週で迎えた34戦目は、箱根ステークス（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で大塚栄三郎騎手（21戦2勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びを欠き11着に敗れた。

5月18日、中2週で迎えた35戦目は、ハンデ戦の府中ステークス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で大塚栄三郎騎手（22戦2勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず10着に終わった。

6月8日、中2週で迎えた36戦目は、フリーウェイステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で大塚栄三郎騎手（23戦2勝）。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

6月29日、中2週で迎えた37戦目は、ハンデ戦のTUF杯（福島芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は12戦連続で大塚栄三郎騎手（24戦2勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るレガシーチャージを上がり1位の末脚で3/4馬身差し切って5勝目を掴み取った。

7月14日、中1週で迎えた38戦目は、BSN杯（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で大塚栄三郎騎手（25戦3勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

8月4日、中2週で迎えた39戦目は、G3の関屋記念（新潟芝1600m 外回り曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で大塚栄三郎騎手（26戦3勝）。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚色が鈍り12着に終わった。

9月21日、中6週で迎えた40戦目は、ハンデ戦のセプテンバーステークス（中山芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は15戦連続で大塚栄三郎騎手（27戦3勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。