コスモサレオス（2005年生、母チャンネルワン）

コスモサレオス（2005年2月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋魔神の１柱で、愛を芽生えさせる公爵。父名より連想」。毛色は青鹿毛。種牡馬のマイネルラヴ（当時10歳）と交配したチャンネルワンが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は森本隆彦。戦績は、中央平地10戦2勝2着1回、地方14戦0勝。主な勝ち鞍は2008年の3歳500万下。

経歴

デビュー前

1歳のとき、富川田中牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、坂東牧場から「千葉サラブレッド・セールサラブレッド2歳」に上場され、ビッグレッドファームによって840万円で落札された。

吉田直弘厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

11月24日、デビュー戦は秋山真一郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は522kg。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったスペシャルブレイドに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

12月15日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のディアアゲインに2馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

3歳（2008年）

1月19日、中4週で迎えた3戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都芝1600m 晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

2月11日、中2週で迎えた4戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1400m 晴/重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のアンダーカウンターに3馬身半の差をつけて2勝目を奪取した。

5月3日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの端午ステークス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

6月15日、中5週で迎えた6戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳1000万下のあおぎりステークス（中京ダート1700m 曇/良）に出走。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

7月6日、中2週で迎えた7戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の皆生特別（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

9月15日、中9週で迎えた8戦目は、3歳以上1000万下の夙川特別（阪神ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は浜中俊騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に敗れた。

4歳（2009年）

9月13日、約12か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。前に出て、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり14着に敗れた。

10月3日、中2週で迎えた10戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり15着に敗れた。

11月5日、中4週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた11戦目は、沙流川特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は松岡正海騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

5歳（2010年）

3月23日、約4か月半の休み明けで迎えた12戦目は、安原勝久騎手を鞍上に迎えて、真心の酒・香住鶴杯（園田ダート1400m 雨/重）に出走。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に敗れた。

3月31日、連闘で迎えた13戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1 B2（園田ダート1230m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。

4月14日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上B1 B2（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は安原勝久騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

4月20日、連闘で迎えた15戦目は、坂本和也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（園田ダート1400m 雨/重）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

5月13日、中2週で迎えた16戦目は、かきつばた賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安原勝久騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

5月20日、連闘で迎えた17戦目は、4歳以上B2一（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安原勝久騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。

6月8日、連闘で迎えた19戦目は、4歳以上C1一（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安原勝久騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

6月29日、連闘で迎えた21戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は安原勝久騎手（5戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

7月22日、連闘で迎えた23戦目は、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安原勝久騎手（6戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C3（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安原勝久騎手（7戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は力尽きて7着に終わった。