アルヘンルーラー（2017年生、母シャムローグ）

アルヘンルーラー（2017年4月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「アルヘンティナ（アルゼンチン）より＋父名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のルーラーシップ（当時10歳）と交配したシャムローグが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は有限会社松田牧場。主な勝ち鞍は2020年の3歳。

経歴

デビュー前

当歳のとき、松田牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、菅原広隆によって756万円で落札された。

南田美知雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

9月1日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は426kg。18頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた2戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

11月17日、中8週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（1戦0勝）。18頭立ての17番人気で大外18番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では全く伸びず16着に終わった。

12月8日、中2週で迎えた4戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では全く伸びず16着に終わった。

3歳（2020年）

2月1日、中7週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた5戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のドリームシリーズ（佐賀ダート900m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

3月1日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のウーマんチャンス（佐賀ダート900m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で竹吉徹騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

3月15日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で竹吉徹騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

3月29日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で竹吉徹騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るコスモカモミールを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って待望の初勝利を挙げた。

4月5日、連闘で迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で竹吉徹騎手（5戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

4月19日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で竹吉徹騎手（6戦1勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で竹吉徹騎手（7戦1勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、抜け出したクラウンウエイブに半馬身届かず2着となった。

5月17日、中1週で迎えた13戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

5月31日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（8戦1勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のさがけいば最終レースは19時台（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（9戦1勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦のさがけいば最終レースは19時台（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で竹吉徹騎手（10戦1勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。