ナックマカロン（2012年生、母ナックトップロード）

ナックマカロン（2012年5月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のキャプテンスティーヴ（当時15歳）と交配したナックトップロードが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は青森県、生産者は（有）荒谷牧場。戦績は、地方41戦3勝2着6回。主な勝ち鞍は2016年の住めば、北区東京。賞(一般B3二)。

経歴

デビュー前

香取和孝厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2014年）

7月28日、デビュー戦は笹川翼騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は491kg。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず3着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立ち、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮闘したが、ヤサカディスタニーに半馬身交わされて2着となった。

8月28日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性のガッツでゴールまで力闘したが、3着に終わった。

9月16日、中2週で迎えた4戦目は、2歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、勝ったオウマタイムに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

10月20日、中4週で迎えた5戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の港区特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。15頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず10着に終わった。

11月14日、中3週で迎えた6戦目は、高野誠毅騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮し、3着に入った。

11月27日、中1週で迎えた7戦目は、2歳（大井ダート1500m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高野誠毅騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、抜け出したゲットザグルーブを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

12月25日、中3週で迎えた8戦目は、2歳戦の白鳥特別（大井ダート1800m 雪/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高野誠毅騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったコーズウェイに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

3歳（2015年）

1月21日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦のゆきやなぎ特別（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で高野誠毅騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

2月6日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の若獅子特別（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で高野誠毅騎手（4戦0勝）。15頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。

2月27日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦の君子蘭特別（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で高野誠毅騎手（5戦0勝）。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

3月17日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦のつくし特別（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で高野誠毅騎手（6戦0勝）。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

4月8日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦のジャーニーイルミネーション賞（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で高野誠毅騎手（7戦0勝）。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るブラックレッグをクビ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。

4月24日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のポピー特別（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で高野誠毅騎手（8戦1勝）。13頭立ての6番人気で大外13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に敗れた。

6月4日、中5週で迎えた15戦目は、小林拓未騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若竹賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

6月23日、中2週で迎えた16戦目は、ウイニングポスト賞（大井ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林拓未騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず14着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた17戦目は、花氷特別（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小林拓未騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

7月31日、中3週で迎えた18戦目は、盛夏特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林拓未騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

8月25日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、新涼特別（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林拓未騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。

9月17日、中2週で迎えた20戦目は、文の京いちょう賞（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で小林拓未騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた21戦目は、杉並区特別（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で小林拓未騎手（6戦0勝）。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく6着に終わった。

11月3日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた22戦目は、週刊競馬ブック賞（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で小林拓未騎手（7戦0勝）。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

11月27日、中2週で迎えた23戦目は、プロキオン賞（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で小林拓未騎手（8戦0勝）。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

12月29日、中4週で迎えた24戦目は、イヤーエンド賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で小林拓未騎手（9戦0勝）。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして、最後は2着のポップレーベルをアタマ差振り切って2勝目を収める

4歳（2016年）

1月11日、中1週で迎えた25戦目は、ウエルカム2016賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で小林拓未騎手（10戦1勝）。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、4着を確保した。

2月8日、中3週で迎えた26戦目は、節分賞（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で小林拓未騎手（11戦1勝）。15頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったミッドイェルバハにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

2月23日、中1週で迎えた27戦目は、朧月賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で小林拓未騎手（12戦1勝）。15頭立ての4番人気で16番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

4月4日、中5週で迎えた28戦目は、ポインタース賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で小林拓未騎手（13戦1勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、伸びてきたキタノイットウセイ決め手に屈してクビ差の2着となった。

5月19日、中5週で迎えた29戦目は、スポーツ報知賞（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で小林拓未騎手（14戦1勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は減速してしまい12着に終わった。

8月14日、約3か月の間隔を開けて迎えた30戦目は、ニコニコプレミアムカップ2（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で小林拓未騎手（15戦1勝）。15頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

9月1日、中2週で迎えた31戦目は、ファンタスティックナイト賞（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で小林拓未騎手（16戦1勝）。15頭立ての8番人気で大外15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず15着に敗れた。

9月20日、中2週で迎えた32戦目は、ペルセウス賞（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は18戦連続で小林拓未騎手（17戦1勝）。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では脚が残っておらず13着に終わった。

10月10日、中2週で迎えた33戦目は、10月10日銭湯の日記念（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は19戦連続で小林拓未騎手（18戦1勝）。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた34戦目は、住めば、北区東京。賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で小林拓未騎手（19戦1勝）。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のエイコースナイパーをクビ差振り切って3勝目を収める

11月18日、中3週で迎えた35戦目は、オフト大郷賞（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は21戦連続で小林拓未騎手（20戦2勝）。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打ち、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天賦の負けじ心を発揮してゴールまで勇戦し、4着を確保した。

11月30日、中1週で迎えた36戦目は、アーバンステージ霜月賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は22戦連続で小林拓未騎手（21戦2勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は減速してしまい11着に敗れた。

6歳（2018年）

2月21日、約15か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた37戦目は、山崎良騎手を鞍上に迎えて、梅花賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。15頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、若干緩いペースで一団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた38戦目は、余寒賞（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎良騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に敗れた。

3月26日、中2週で迎えた39戦目は、陽春賞（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は小林拓未騎手（22戦2勝）。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

4月19日、中2週で迎えた40戦目は、北極星賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林拓未騎手（23戦2勝）。15頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

5月7日、中2週で迎えた41戦目は、ベンジャミン賞（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で小林拓未騎手（24戦2勝）。15頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は勢いを失って12着に敗れた。