マルキエンジェル（1998年生、母リワードジヤンヌ）

マルキエンジェル（1998年3月22日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のホスピタリティ（当時19歳）と交配したリワードジヤンヌが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は田湯牧場。戦績は、中央平地5戦0勝2着1回、地方15戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2002年の一般C2 C3。

経歴

デビュー前

1歳のとき、田湯牧場から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、田湯産業によって420万円で落札された。

高橋裕厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

2月25日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮戦したが、勝ったダンシングスナークにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着となった。

3月11日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、5着に終わった。

9月8日、約6か月の休み明けで迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が上がってしまい14着に敗れた。

10月6日、中3週で迎えた4戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず12着に敗れた。

10月20日、中1週で迎えた5戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての4番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。4着に終わった。

4歳（2002年）

2月9日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた6戦目は、福元弘二騎手を鞍上に迎えて、フェブラリー特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた7戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、一般C2（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったビンゴハテンからハナ差の2着に甘んじた。

3月21日、中3週で迎えた8戦目は、一般C2（高崎ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は福元弘二騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2 C3（高崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で福元弘二騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた10戦目は、一般C2 C3（高崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で福元弘二騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のミヤギニシキに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月1日、中3週で迎えた11戦目は、ベゴニア特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で福元弘二騎手（4戦1勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

6月6日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、一般C2（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月29日、中2週で馬体重を前走から17kg戻して迎えた13戦目は、一般C2 C3（高崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は福元弘二騎手（5戦1勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月20日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2 C3（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で福元弘二騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月18日、中3週で迎えた15戦目は、一般C2 C3（高崎ダート1330m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で福元弘二騎手（7戦1勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月8日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2 C3（高崎ダート1330m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で福元弘二騎手（8戦1勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2 C3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で福元弘二騎手（9戦1勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月13日、中2週で迎えた18戦目は、一般C3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月1日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2 C3（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた20戦目は、久保田政弘騎手を鞍上に迎えて、一般C3イ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。