ユニーク（2010年生、母シンティー）

ユニーク（2010年4月16日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「比類なく優れた」。毛色は青毛。種牡馬のコマンズ（当時14歳）と交配したシンティーが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム（有）。戦績は、中央平地1戦0勝、地方21戦2勝。主な勝ち鞍は2013年の3歳以上C2一。

経歴

デビュー前

千田輝彦厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2013年）

5月18日、デビュー戦は藤岡佑介騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。18頭立ての16番人気で16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず17着に終わった。

6月20日、中4週で迎えた2戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳C1二（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた3戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた4戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

8月8日、中2週で迎えた5戦目は、高畑皓一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

8月21日、中1週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた6戦目は、小山裕也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

9月6日、中1週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた7戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は永島太郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のウインバースに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月18日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のマイアイホルスに3馬身の差をつけて2勝目をマークした。

10月3日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた10戦目は、山崎雅由騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎雅由騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

11月14日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた12戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎雅由騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で山崎雅由騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で山崎雅由騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C2（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山崎雅由騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

4歳（2014年）

1月4日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で山崎雅由騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

1月16日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で山崎雅由騎手（7戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず10着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は永島太郎騎手（5戦2勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（6戦2勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

2月25日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（7戦2勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

3月11日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は小山裕也騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

4月1日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は永島太郎騎手（8戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。