チョウシアワセ（2008年生、母イサミフラワー）

チョウシアワセ（2008年5月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋幸せ」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時10歳）と交配したイサミフラワーが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は坂本春雄。戦績は、中央平地4戦0勝、地方39戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は2012年の一般C9。

経歴

デビュー前

1歳のとき、坂本春雄から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

清水久詞厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2011年）

6月11日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/良）に出走。馬体重は484kg。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き10着に敗れた。

6月25日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

7月2日、連闘で馬体重を前走から12kg絞って迎えた3戦目は、上野翔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では見せ場を作れず15着に終わった。

8月20日、中6週で迎えた4戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての17番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では見所を作れず15着に終わった。

10月4日、中5週で迎えた5戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の高橋彩香1歳記念親バカ賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったアレルヤトウブに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

10月13日、連闘で迎えた6戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大原浩司騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月7日、中3週で迎えた7戦目は、一般C28（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大原浩司騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた8戦目は、一般C27（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大原浩司騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、抜け出したレイメイを捕まえ切れず、アタマ差の2着に甘んじた。

12月14日、中2週で迎えた9戦目は、一般C24（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大原浩司騎手（4戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のスプリングエルボに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月30日、中1週で迎えた10戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、年末特別（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

4歳（2012年）

1月10日、中1週で迎えた11戦目は、一般C24（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大原浩司騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた12戦目は、一般C24（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大原浩司騎手（6戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

2月14日、中2週で迎えた13戦目は、牝馬限定の一般C23（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で大原浩司騎手（7戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

2月28日、中1週で迎えた14戦目は、一般C23（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大原浩司騎手（8戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

3月14日、中1週で迎えた15戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大原浩司騎手（9戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

4月5日、中2週で迎えた16戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で大原浩司騎手（10戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

4月27日、中2週で迎えた17戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で大原浩司騎手（11戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

5月11日、中1週で迎えた18戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で大原浩司騎手（12戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた19戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で大原浩司騎手（13戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月15日、中2週で迎えた20戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、一般C17（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るキチロクアユを驚異的な末脚で半馬身差し切って勝利をモノにする

6月28日、中1週で迎えた21戦目は、一般C13 16（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は大原浩司騎手（14戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

7月16日、中2週で迎えた22戦目は、まねき馬倶楽部in笠松競馬場（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大原浩司騎手（15戦1勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた23戦目は、一般C13 16（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大原浩司騎手（16戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で猛追したが、抜け出したローレルセラヴィにアタマ差届かず2着に惜敗した。

8月17日、中2週で迎えた24戦目は、一般C13（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大原浩司騎手（17戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、猛烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のジョーエスプレッソに1馬身半の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

8月29日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で大原浩司騎手（18戦2勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

9月12日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大原浩司騎手（19戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はトップスマイルと並んで2着同着となった。

10月10日、中3週で迎えた27戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のテイエムラベンダーを半馬身振り切って下馬評通りの実力を証明した。

10月25日、中1週で迎えた28戦目は、C級チャンピオン（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大原浩司騎手（20戦2勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた29戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大原浩司騎手（21戦2勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた30戦目は、湯前良人騎手を鞍上に迎えて、一般C7（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

12月27日、中4週で迎えた31戦目は、馬産地から笠松競馬へ応援杯2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大原浩司騎手（22戦2勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。

5歳（2013年）

1月8日、中1週で迎えた32戦目は、一般C7（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大原浩司騎手（23戦2勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には届かず4着に終わった。

1月25日、中1週で迎えた33戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大原浩司騎手（24戦2勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

3月13日、中6週で迎えた34戦目は、山下雅之騎手を鞍上に迎えて、一般C7（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた35戦目は、一般C6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下雅之騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見所を作れず9着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた36戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下雅之騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた37戦目は、一般C9（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山下雅之騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

5月13日、中2週で迎えた38戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山下雅之騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

5月27日、中1週で迎えた39戦目は、大橋洵・希★結婚おめでとう記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山下雅之騎手（5戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

6月25日、中3週で迎えた40戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で山下雅之騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた41戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山下雅之騎手（7戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

7月24日、中1週で迎えた42戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で山下雅之騎手（8戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

8月12日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた43戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で山下雅之騎手（9戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。