シーキャンフライ（2004年生、母シーキャン）

She Can Fly

2004.04.14

シーキャンフライ（2004年4月14日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のオース（当時8歳）と交配したシーキャンが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）新冠橋本牧場。戦績は、地方8戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2006年の2歳。

経歴

デビュー前

瀬戸幸一厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2006年）

8月13日、デビュー戦は草地保隆騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のホープフル（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で草地保隆騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

9月24日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦のホープフル（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で草地保隆騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたリードチーフ決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

10月16日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦のホープフル（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で草地保隆騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳戦のプリンセスカップ（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で草地保隆騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したパチョリを捕まえ切れず、6馬身差の2着となった。

12月18日、中6週で迎えた6戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、2歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るミサトエンペラーを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って初白星を挙げた。

12月28日、中0週で迎えた7戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳（大井ダート1400m 晴/重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では見事な伸び脚を見せたが、勝ったギョクコウクインにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

3歳（2007年）

1月17日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦のフレッシュドリーム賞（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。