マッハゴーゴー（2003年生、母ホワイトホーク）

マッハゴーゴー（2003年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「音速で走れ」。毛色は芦毛。種牡馬のティッカネン（当時12歳）と交配したホワイトホークが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は永村侑。戦績は、中央平地2戦0勝、地方20戦4勝。主な勝ち鞍は2006年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、永村侑から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、吉澤克己によって525万円で落札された。

伊藤圭三厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2005年）

6月19日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は488kg。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に終わった。

8月14日、中7週で迎えた2戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

10月6日、中7週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた3戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、2歳F1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るビクトリサイレンスを上がり0位の末脚で半馬身差し切って初勝利を挙げた。

10月27日、中2週で迎えた4戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、2歳F1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた5戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、2歳F1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るロイバージェットを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月24日、中1週で迎えた6戦目は、2歳T1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に敗れた。

12月8日、中1週で迎えた7戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、2歳T1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

3歳（2006年）

1月23日、中6週で迎えた8戦目は、山林堂信彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。

2月20日、中3週で迎えた9戦目は、3歳（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山林堂信彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

3月31日、中5週で迎えた10戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山林堂信彦騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、4着を確保した。

4月18日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山林堂信彦騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のキエヌストラウスに1馬身の差をつけて3勝目を手にした。

6月11日、中7週で迎えた12戦目は、3歳（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山林堂信彦騎手（4戦1勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

7月6日、中3週で迎えた13戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で山林堂信彦騎手（5戦1勝）。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で山林堂信彦騎手（6戦1勝）。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ハナを取り切り、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて3着に沈んだ。

8月22日、中3週で迎えた15戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山林堂信彦騎手（7戦1勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く11着に敗れた。

4歳（2007年）

1月4日、約4か月半の休み明けで迎えた16戦目は、一般C2-11 12 13（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で山林堂信彦騎手（8戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

3月2日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた17戦目は、一般C2-12 13 14（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で山林堂信彦騎手（9戦1勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

3月23日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2十11（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で山林堂信彦騎手（10戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のワールドモアーに2馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。

4月11日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2七八九（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で山林堂信彦騎手（11戦2勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

5月3日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2四アイ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で山林堂信彦騎手（12戦2勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2七八九（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で山林堂信彦騎手（13戦2勝）。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

6月12日、中3週で迎えた22戦目は、一般C2四五（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で山林堂信彦騎手（14戦2勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。