コスモタートル（2000年生、母マイネファンタジー）

コスモタートル（2000年5月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋亀（竜宮の使い）」。毛色は栗毛。種牡馬のペンタイア（当時8歳）と交配したマイネファンタジーが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）ビッグレッドファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方9戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年の3歳以上C2。

経歴

デビュー前

池上昌弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

2月2日、デビュー戦は小林淳一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に終わった。

3月16日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、徳吉孝士騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ伸び切れず12着に敗れた。

5月3日、中6週で迎えた3戦目は、原口義史騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マイネルクーガーにクビ差交わされて2着となった。

9月15日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた4戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原口義史騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、シゲルスペクトラムにクビ差交わされて2着に甘んじた。

10月5日、中2週で迎えた5戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で原口義史騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマイネルトラッパーに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月8日、中4週で迎えた6戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で原口義史騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は失速してしまい8着に敗れた。

12月7日、中3週で迎えた7戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で原口義史騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを進める。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のマイネルクーガーを3/4馬身振り切って1着ゴールを果たした。

12月23日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で原口義史騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

4歳（2004年）

1月4日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で原口義史騎手（6戦2勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

2月15日、中5週で迎えた10戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で原口義史騎手（7戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

2月28日、中1週で迎えた11戦目は、新原健伸騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るマルシゲゴールドを上がり0位の末脚でハナ差だけ差し切って優勝