タイヒロイン（1987年生、母タイサンサ）

Tai Heroine

1987.04.11

タイヒロイン（1987年4月11日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のエンペリー（当時14歳）と交配したタイサンサが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）メイタイ牧場。戦績は、中央平地4戦0勝2着3回。

経歴

デビュー前

吉岡八郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1990年）

1月6日、デビュー戦は佐藤哲三騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（京都ダート1200m 雨/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は450kg。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、抜け出したセンシューリーブに3/4馬身届かず2着に敗北した。

1月21日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳新馬（京都ダート1400m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったテンザンアルファに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

2月3日、中1週で迎えた3戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1700m 雨/重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したパルスジェットを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

2月17日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。