リトルプリンス（2014年生、母アートスタジオ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、矢野牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、本間茂によって1,836万円で落札された。

2歳（2016年）

9月10日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は512kg。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり10着に敗れた。

10月15日、中2週で迎えた3戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシンボリスーマランに3馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

3歳（2017年）

1月17日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1800m 晴/重）に出走。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

1月29日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた5戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都芝1400m 外回り曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた6戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1800m 曇/重）に出走。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

8月19日、約6か月半の休養明けで迎えた7戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の石狩特別（札幌芝1500m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた8戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に終わった。

10月31日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた10戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、琉球新報盃（大井ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた11戦目は、一般C1三四（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

12月25日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた12戦目は、ホーリーナイト賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は笹川翼騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に敗れた。

4歳（2018年）

1月22日、中3週で迎えた13戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、銀嶺特別（大井ダート1200m 雪/重）に出走。15頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

2月24日、中4週で迎えた14戦目は、春雷特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のレクラドリールに2馬身半の差をつけて久々に白星を挙げた。

3月7日、中1週で迎えた15戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、SPAT4プレミアムポイントアプリ賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

3月26日、中2週で迎えた16戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、陽春賞（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のグットドディユをクビ差振り切って3勝目をマークした。

5月11日、中6週で迎えた17戦目は、あおば賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦1勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた18戦目は、薫風賞（大井ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦1勝）。15頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。逃げる形となり、若干遅いペースでレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい15着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた19戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、ジェミニ賞（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。競走中止となった。