バトルエンジェル（2001年生、母バトルルミナス）

バトルエンジェル（2001年4月8日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋天使」。毛色は栗毛。種牡馬のフオテイテン（当時17歳）と交配したバトルルミナスが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は高田幸夫。戦績は、中央平地11戦0勝、地方11戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年の霧降賞(一般C4以下)。

経歴

デビュー前

浜田光正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2003年）

12月13日、デビュー戦は石山繁騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は428kg。15頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に敗れた。

12月28日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石山繁騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

3歳（2004年）

1月10日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で石山繁騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石山繁騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて13着に終わった。

2月24日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップレモン賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で石山繁騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月4日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、3歳未勝利（福島ダート1000m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で石山繁騎手（5戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

5月2日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた7戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で石山繁騎手（6戦0勝）。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には割り込めず9着に終わった。

5月23日、中2週で迎えた8戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての10番人気で16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

6月12日、中2週で迎えた9戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1200m 晴/稍重）に出走。18頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、5着に終わった。

7月18日、中4週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は石山繁騎手（7戦0勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が衰えて12着に終わった。

8月14日、中3週で迎えた11戦目は、生野賢一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 雨/良）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に敗れた。

9月4日、中2週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は石山繁騎手（8戦0勝）。18頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、6着に入り込んだ。

10月17日、中5週で迎えた13戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、一般C4ハ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のジェモントに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月29日、中1週で迎えた14戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のイエロースフェーンに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

11月14日、中1週で迎えた15戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、光徳賞（宇都宮ダート1900m 曇/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジミキングオーから3馬身差の2着に敗北した。

12月5日、中2週で迎えた16戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は藤江渉騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のマキバスピリットに半馬身の差をつけて制した。

12月30日、中3週で迎えた17戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（2005年）

1月10日、中1週で迎えた18戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は早川順一騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月23日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3（宇都宮ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で早川順一騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月4日、中1週で迎えた20戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は藤江渉騎手（4戦3勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた21戦目は、小野三夫騎手を鞍上に迎えて、一般C3（宇都宮ダート1500m 晴/不良）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月14日、中2週で迎えた22戦目は、スーパースターJC（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は早川順一騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。