スカイサーベイ（2021年生、母ヴィルジニア）

スカイサーベイ（2021年4月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「望遠鏡などで一定の範囲を網羅的に観測すること。母父名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のキタサンブラック（当時9歳）と交配したヴィルジニアが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2024年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

池添学厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

3月10日、デビュー戦はB.ムルザバエフ騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のシャイニングソードをアタマ差振り切って初勝利を挙げた。

5月4日、中7週で迎えた2戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳G2の京都新聞杯（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。15頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

7月13日、中9週で迎えた3戦目は、3歳以上1勝クラス（小倉芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で西村淳也騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

8月11日、中3週で迎えた4戦目は、3歳以上1勝クラス（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西村淳也騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい7着に敗れた。

11月10日、約3か月の休養明けで迎えた5戦目は、C.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったジンセイに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

12月15日、中4週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でC.デムーロ騎手（1戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったクルミナーレにねじ伏せられてクビ差の2着に惜敗した。

デビュー前

池添学厩舎（栗東）へ入厩。

4歳（2025年）

2月10日、中7週で迎えた7戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

3月1日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で坂井瑠星騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

5月31日、約3か月の休養明けで迎えた9戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。18頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

8月3日、中8週で迎えた10戦目は、吉村誠之助騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝2200m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

11月2日、約3か月の休み明けで迎えた11戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、凄まじい末脚を爆発させて、最後は2着のエリカアンディーヴに1馬身の差をつけて久々に美酒を浴びた。