エクスプローシブ（2016年生、母ラルナデミエル）

エクスプローシブ（2016年2月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「爆発的な」。毛色は栗毛。種牡馬のオルフェーヴル（当時8歳）と交配したラルナデミエルが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。主な勝ち鞍は2019年の3歳以上1勝クラス。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額4,000万円（100万×40口）で一口馬主が募集された。

尾関知人厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2018年）

12月28日、デビュー戦はC.デムーロ騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。18頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では詰めが甘くなり、5着に終わった。

3歳（2019年）

1月26日、中3週で迎えた2戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2400m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では電光石火の末脚を繰り出したが、4着に終わった。

5月19日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で猛進したが、勝ったオセアグレイトにねじ伏せられて4馬身差の2着となった。

6月15日、中3週で迎えた4戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2000m 曇/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露したが、3着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館芝2000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、勝ったハーツイストワールにねじ伏せられてクビ差の2着に甘んじた。

7月13日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（函館芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では物凄い伸び脚を見せたが、伸びてきたアルテヴェルト決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

8月25日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2600m 曇/稍重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、5着に終わった。

11月9日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から8kg絞って迎えた8戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島芝2600m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では息長く末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のカラミンサを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

4歳（2020年）

1月19日、中9週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラスの呼子特別（小倉芝2600m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。競走中止となった。