カネマサレジェンド（2000年生、母シャコンヌ）

カネマサレジェンド（2000年3月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のポリッシュパトリオット（当時12歳）と交配したシャコンヌが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）川向高橋育成牧場。戦績は、地方35戦2勝2着5回。主な勝ち鞍は2004年の一般C2二。

経歴

デビュー前

1歳のとき、高橋幸男から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

出川龍一厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2002年）

11月8日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は457kg。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず7着に敗れた。

12月5日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

3歳（2003年）

2月11日、中9週で迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

3月25日、中5週で迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、抜け出したジャストアマジックを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。

4月8日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

4月30日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（船橋ダート1400m 内回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（5戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るマイニングドリームを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月4日、中4週で迎えた7戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のナイスホイップ特別（船橋ダート1600m 雨/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

6月30日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦のアカシヤ特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（6戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮したが、4着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のサルビア特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

8月8日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦のけいとう特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では卓出した伸び脚で猛追したが、抜け出したシンボリシャーマンを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

9月15日、中4週で迎えた11戦目は、3歳戦のナティービット特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、4着に終わった。

10月6日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦のナチュラルサドル特別（船橋ダート1600m 小雨/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は石崎隆之騎手（8戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

11月10日、中4週で迎えた13戦目は、3歳戦の紅葉特別（船橋ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（9戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に敗れた。

12月9日、中3週で迎えた14戦目は、3歳戦のシクラメン特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

4歳（2004年）

1月16日、中4週で迎えた15戦目は、一般C2三ア（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

2月11日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、一般C2二イ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（5戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したリューザンヒノデにクビ差届かず2着に惜敗した。

3月24日、中5週で馬体重を前走からさらに11kg減らして迎えた17戦目は、一般C2二ア（船橋ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（6戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に敗れた。

4月15日、中2週で迎えた18戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入り込んだ。

6月7日、中7週で迎えた19戦目は、野崎武司騎手を鞍上に迎えて、一般C2二三（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露したが、3着に終わった。

6月17日、中0週で迎えた20戦目は、一般C2二アイ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野崎武司騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の強い精神力で最後まで敢闘したが、勝ったキャロルポイントに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

7月5日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2四五（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で野崎武司騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、抜け出したエンジェルデリーを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。

7月16日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2三四（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で野崎武司騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月11日、中3週で迎えた23戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

9月3日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2二（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るサニーメッセージをクビ差だけ差し切って久々に勝ち星を挙げた。

10月4日、中3週で迎えた25戦目は、一般C2一（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（2戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

10月19日、中1週で迎えた26戦目は、ハンデ戦の一般C1五 C2一（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で桑島孝春騎手（3戦1勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

11月16日、中3週で迎えた27戦目は、山野勝也騎手を鞍上に迎えて、一般C2一アイ（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。

11月25日、連闘で迎えた28戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、ベイサイド特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

5歳（2005年）

1月24日、中8週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた29戦目は、一般C2五六（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は山野勝也騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた30戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた31戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

3月17日、中2週で迎えた32戦目は、一般C2六（船橋ダート1500m 小雨/重）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（4戦1勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

3月30日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2四五（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（5戦1勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

4月19日、中2週で迎えた34戦目は、一般C2四五（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（6戦1勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバタバタになってしまい8着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた35戦目は、一般C2五六（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑島孝春騎手（7戦1勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが鈍く9着に終わった。