ジョーリュウショウ（2003年生、母ジョーセイバー）

ジョーリュウショウ（2003年5月31日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋龍翔。龍のように舞い上る」。毛色は栗毛。種牡馬のマーベラスサンデー（当時11歳）と交配したジョーセイバーが19歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）習志野牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方20戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は2006年の3歳C3。

経歴

デビュー前

中村均厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2005年）

10月29日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手が足りず11着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた2戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に敗れた。

3歳（2006年）

3月8日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、3歳戦の書写山特別（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で長谷川浩大騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

3月25日、中1週で迎えた4戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず13着に終わった。

4月16日、中2週で迎えた5戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に出走。15頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に終わった。

7月29日、約3か月半の休養明けで迎えた6戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/重）に出走。15頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

9月25日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、千葉優騎手を鞍上に迎えて、3歳C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のダイワハルパーに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月1日、連闘で迎えた8戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉優騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したイイデタイセイを捕まえ切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

4歳（2007年）

1月3日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた9戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で千葉優騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。

3月26日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から16kg戻して迎えた10戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で千葉優騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

4月9日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 小雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で千葉優騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ナリタルートワンに半馬身交わされて2着となった。

4月16日、連闘で迎えた12戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で千葉優騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のセトドリームに1馬身半の差をつけて2勝目をマークした。

4月30日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で千葉優騎手（6戦2勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

5月6日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で千葉優騎手（7戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

5月26日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で千葉優騎手（8戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のツカサオウカをアタマ差振り切って勝利を手中に収めた。

6月9日、中1週で迎えた16戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のチキリスラッガーに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月17日、連闘で迎えた17戦目は、一般C1（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は千葉優騎手（9戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で千葉優騎手（10戦3勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったワイルドフォレストにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

7月16日、中1週で迎えた19戦目は、愛真館カップ（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で千葉優騎手（11戦3勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月14日、中3週で迎えた20戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で千葉優騎手（12戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のハートウォーマーを半馬身振り切って5勝目を掴み取った。

9月10日、中3週で迎えた21戦目は、一般C1二（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で千葉優騎手（13戦4勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

9月29日、中2週で迎えた22戦目は、姫神賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で千葉優騎手（14戦4勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた23戦目は、一般B3四（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で千葉優騎手（15戦4勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた24戦目は、一般B3四（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で千葉優騎手（16戦4勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた25戦目は、JA江刺りんご杯（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で千葉優騎手（17戦4勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に終わった。