ジャガー（2001年生、母ボヘミアグラス）

ジャガー（2001年4月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ジャガー（動物）」。毛色は栗毛。種牡馬のマヤノトップガン（当時9歳）と交配したボヘミアグラスが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地13戦1勝、中央障害10戦1勝、地方11戦0勝。主な勝ち鞍は2004年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

国枝栄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

8月2日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。18頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に敗れた。

9月6日、中4週で迎えた2戦目は、加藤士津八騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1400m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず最後はイスタンブールと並んで12着同着となった。

9月20日、中1週で迎えた3戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

3歳（2004年）

1月18日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から36kg増やして迎えた4戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着を確保した。

2月8日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は後藤浩輝騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

3月6日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のアンディファインドに2馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

5月2日、中7週で迎えた7戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のわらび賞（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

6月20日、中6週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は加藤士津八騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

7月10日、中2週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた9戦目は、D.ホワイト騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の十和田湖特別（函館ダート1700m 曇/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

8月28日、中6週で馬体重を前走から20kg絞って迎えた10戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

4歳（2005年）

4月10日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg戻して迎えた11戦目は、4歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は加藤士津八騎手（2戦0勝）。15頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

5月14日、中4週で迎えた12戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は失速してしまい13着に終わった。

11月6日、約6か月の休養明けで迎えた13戦目は、塚田祥雄騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた14戦目は、金子光希騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。13着に終わった。

12月18日、中3週で迎えた15戦目は、穂苅寿彦騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

5歳（2006年）

2月12日、中7週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 曇）に出走。鞍上は金子光希騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

3月5日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で金子光希騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月16日、中5週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた18戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で金子光希騎手（3戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月30日、中1週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた19戦目は、金折知則騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月2日、中8週で馬体重を前走から20kg絞って迎えた20戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は金子光希騎手（4戦0勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。13着に敗れた。

8月26日、中7週で迎えた21戦目は、今村康成騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月24日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は金子光希騎手（5戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のマイネルゼストに7馬身の差をつけて久々に白星を挙げた。

11月4日、中5週で迎えた23戦目は、秋陽ジャンプステークス（東京障害芝3300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で金子光希騎手（6戦1勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。11着に敗れた。

6歳（2007年）

5月5日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた24戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、ダイヤモンド特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場なく7着に終わった。

6月3日、中3週で迎えた25戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、ダイヤモンド特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた26戦目は、ルビー特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた27戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、ダイヤモンド特別（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず9着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた28戦目は、ダイヤモンド特別（金沢ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

8月13日、中3週で迎えた29戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、ルビー特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

9月10日、中3週で迎えた30戦目は、ルビー特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に終わった。

9月17日、連闘で迎えた31戦目は、アクアマリン特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に終わった。

10月23日、中4週で迎えた32戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、さざんか特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

10月31日、連闘で迎えた33戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、トパーズオープン（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた34戦目は、愛知県畜産特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。