ウイザードシチー（1999年生、母トレジュアゴールド）

ウイザードシチー（1999年5月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラチトセオー（当時9歳）と交配したトレジュアゴールドが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）北光牧場。戦績は、中央平地15戦0勝2着1回、中央障害2戦0勝、地方3戦0勝。

経歴

デビュー前

友駿ホースクラブ愛馬会にてで一口馬主が募集された。

堀井雅広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2001年）

6月10日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は450kg。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

6月30日、中2週で迎えた2戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、2歳新馬（函館ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

3歳（2002年）

1月13日、約6か月半の休養明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

1月27日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田面木博公騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

2月14日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦のフェブラリーフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田面木博公騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた6戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のベストレイン特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露し、4着に入り込んだ。

3月16日、中1週で迎えた7戦目は、B.ドイル騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に敗れた。

3月27日、中1週で迎えた8戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のベストホイップ特別（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい14着に終わった。

4月20日、中1週で迎えた10戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中剛騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて10着に終わった。

6月9日、中4週で迎えた12戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したタイアップシチーにクビ差届かず2着となった。

6月22日、中1週で迎えた13戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/不良）に出走。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

6月29日、連闘で迎えた14戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を発揮したが、4着に終わった。

10月5日、約3か月半の休み明けで迎えた15戦目は、3歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

10月13日、連闘で迎えた16戦目は、池田鉄平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

10月19日、連闘で迎えた17戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

4歳（2003年）

2月9日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた18戦目は、矢原洋一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。13着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた19戦目は、鈴木寿騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。

4月12日、中6週で迎えた20戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の遠野特別（福島ダート1700m 雨/稍重）に出走。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。