ドゥヴァンスマン（2020年生、母メルヴェイユドール）

ドゥヴァンスマン（2020年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「先行、凌駕(仏)。父名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のハービンジャー（当時14歳）と交配したメルヴェイユドールが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は(有)社台コーポレーション白老ファーム。

経歴

デビュー前

矢作芳人厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

11月5日、デビュー戦は坂井瑠星騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた2戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では電光石火の末脚を繰り出し、4着に入った。

12月3日、中1週で迎えた3戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

3歳（2023年）

4月22日、約4か月半の休養明けで迎えた4戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露したが、4着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた5戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り雨/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

5月21日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は坂井瑠星騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

7月15日、中7週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井瑠星騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では瞬発力に優れた末脚を披露したが、3着に終わった。

8月6日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井瑠星騎手（3戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、4着に終わった。

8月26日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（小倉芝2600m 晴/稍重）に出走。鞍上は西村淳也騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

9月3日、連闘で迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（小倉芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は坂井瑠星騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、3着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラスの生田特別（阪神芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は北村友一騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

10月28日、中5週で迎えた12戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京ダート2100m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に終わった。

12月9日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、H.H.ドイル騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではキレのある末脚を披露し、6着に入り込んだ。

4歳（2024年）

1月21日、中5週で迎えた14戦目は、L.L.モリス騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（京都芝2200m 外回り曇/重）に出走。17頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に終わった。

2月10日、中2週で迎えた15戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラスの帆柱山特別（小倉芝2600m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた16戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉芝1800m 晴/重）に出走。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい13着に終わった。

3月26日、中3週で迎えた17戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、春色特別（名古屋ダート1500m 晴/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた18戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般B5（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

4月24日、中1週で迎えた19戦目は、春にんじん賞（名古屋ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は塚本征吾騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。