シルクメガスター（2009年生、母ホシノキンカ）

シルクメガスター（2009年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋超スター」。毛色は栗毛。種牡馬のプリサイスエンド（当時12歳）と交配したホシノキンカが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方12戦1勝。主な勝ち鞍は2012年のフォーチュネイトあじさい特別。

経歴

デビュー前

シルクホースクラブにて総額1,000万円（2万×500口）で一口馬主が募集された。

中村均厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2011年）

9月3日、デビュー戦は丸田恭介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌ダート1700m 曇/重）に出走。馬体重は468kg。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

9月19日、中1週で迎えた2戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1500m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

11月19日、中8週で迎えた3戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1800m 雨/重）に出走。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

12月4日、中1週で迎えた4戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

12月24日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き14着に敗れた。

3歳（2012年）

1月21日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は浜中俊騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

2月28日、中4週で馬体重を前走から19kg減らして迎えた7戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のウインターフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

5月15日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から13kg戻して迎えた8戦目は、3歳戦のエメラルドフラワー賞（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

6月26日、中5週で迎えた9戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフォーチュネイトあじさい特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のアイポンに3馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月16日、中6週で迎えた10戦目は、アーバンステージ葉月賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月19日、中4週で迎えた11戦目は、アーバンステージ長月賞（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で武士沢友治騎手（2戦1勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

10月16日、中3週で迎えた12戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップキューピット賞（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

10月24日、連闘で迎えた13戦目は、アーバンステージ時雨月賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は武士沢友治騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

4歳（2013年）

12月15日、約14か月の休養明けで馬体重を前走から31kg増やして迎えた14戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、イルミネーションカップ（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

5歳（2014年）

1月2日、中2週で迎えた15戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、新春特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた16戦目は、小山紗知伽騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のサイネリア賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

2月9日、中2週で迎えた17戦目は、春寒賞（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた18戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、グローリーカップ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。