ステビアドウター（2002年生、母ショウナンマリーン）

ステビアドウター（2002年3月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「南米産の天然甘味料となる植物＋娘」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のダンツシアトル（当時12歳）と交配したショウナンマリーンが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は青森県、生産者は大久保寛。戦績は、中央平地4戦0勝、地方17戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年の一般C3。

経歴

デビュー前

1歳のとき、大久保寛から「八戸市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

大久保洋吉厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2004年）

8月21日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は422kg。18頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

3歳（2005年）

1月23日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。最後は脚勢が鈍り16着に終わった。

2月12日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい14着に終わった。

3月27日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた4戦目は、高橋智大騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で16番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では脚を伸ばせず16着に終わった。

6月5日、中9週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた5戦目は、千葉淳志騎手を鞍上に迎えて、3歳C3（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたスズカウイッシュ決め手に屈してアタマ差の2着となった。

6月20日、中1週で迎えた6戦目は、3歳C3（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉淳志騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

7月3日、中1週で迎えた7戦目は、3歳C3（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で千葉淳志騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい6着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた8戦目は、3歳C3（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で千葉淳志騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて7着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた9戦目は、3歳C3（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で千葉淳志騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた10戦目は、3歳C3（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で千葉淳志騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

8月28日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、3歳C3（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で千葉淳志騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に終わった。

9月23日、中3週で迎えた12戦目は、3歳C3（盛岡ダート1200m 小雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で千葉淳志騎手（7戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

10月1日、連闘で迎えた13戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で千葉淳志騎手（8戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月8日、連闘で迎えた14戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で千葉淳志騎手（9戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は11戦連続で千葉淳志騎手（10戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のグラスコールをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

10月30日、連闘で迎えた16戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

11月7日、連闘で迎えた17戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は千葉淳志騎手（11戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

11月14日、連闘で迎えた18戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で千葉淳志騎手（12戦1勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に終わった。

11月20日、連闘で迎えた19戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で千葉淳志騎手（13戦1勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

12月4日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた20戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で千葉淳志騎手（14戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

12月11日、連闘で迎えた21戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で千葉淳志騎手（15戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に終わった。