シゲルウォンツ（2005年生、母レインボーオペラ）

シゲルウォンツ（2005年4月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋望む」。毛色は青毛。種牡馬のスクワートルスクワート（当時7歳）と交配したレインボーオペラが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）千葉飯田牧場。戦績は、地方22戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は2009年の一般C1七。

経歴

デビュー前

田島寿一厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（2008年）

8月21日、デビュー戦は山崎誠士騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は513kg。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではものすごい伸び脚を見せたが、ローランクレストに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

9月10日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を奪う形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヤヘイツヨシに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月5日、中7週で迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のエクセルブレイドをクビ差振り切って優勝

11月20日、中1週で迎えた4戦目は、一般C2六アイ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り7着に敗れた。

12月16日、中3週で迎えた5戦目は、一般C2八九（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で山崎誠士騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではものすごい伸び脚を見せたが、伸びてきたコブラボール決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

4歳（2009年）

1月3日、中2週で迎えた6戦目は、一般C2七八（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山崎誠士騎手（5戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

1月15日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、一般C2 12（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山崎誠士騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では別次元の末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のアイアンソウルに1馬身半の差をつけて3勝目をつかんだ。

3月29日、中9週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた8戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、一般C2二三（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

4月14日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2三四（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（7戦3勝）。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2五六（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（8戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るタケショウを途轍もない末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて制した。

5月19日、中2週で迎えた11戦目は、一般C1七（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（9戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のキエヌルキアに3馬身の差をつけて5勝目を手に入れた。

6月18日、中3週で迎えた12戦目は、一般C1三四（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（10戦5勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

7月16日、中3週で迎えた13戦目は、一般C1四（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山崎誠士騎手（11戦5勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

7月27日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1四（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山崎誠士騎手（12戦5勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

8月17日、中2週で迎えた15戦目は、一般C1四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山崎誠士騎手（13戦5勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、4着に終わった。

9月7日、中2週で迎えた16戦目は、一般C1四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山崎誠士騎手（14戦5勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

11月13日、中9週で迎えた17戦目は、一般C1六（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で山崎誠士騎手（15戦5勝）。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

11月23日、中0週で迎えた18戦目は、落葉特別（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で山崎誠士騎手（16戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

12月15日、中2週で迎えた19戦目は、郷間勇太騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

5歳（2010年）

1月1日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2三四五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（17戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、勝ったファンダフルにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

1月26日、中3週で迎えた21戦目は、一般C2二三四（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（18戦5勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、伸びてきたスガノオーシャン決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

2月22日、中3週で迎えた22戦目は、ダイヤモンドダスト特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（19戦5勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。