ウエスタンシーズン（2021年生、母ウエスタンベッラ）

ウエスタンシーズン（2021年4月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+季節」。毛色は鹿毛。種牡馬のアメリカンペイトリオット（当時8歳）と交配したウエスタンベッラが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はウエスタンファーム。主な勝ち鞍は2023年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ウエスタンファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

西園正都厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

7月29日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は546kg。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を爆発させて、最後は2着のアイズに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2024年）

5月26日、約10か月の休み明けで迎えた2戦目は、3歳1勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦1勝）。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず14着に終わった。

8月18日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず13着に敗れた。

8月25日、連闘で迎えた4戦目は、橋木太希騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

9月15日、中2週で迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で橋木太希騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて8着に終わった。

11月7日、中7週で迎えた6戦目は、馬籠宿特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で橋木太希騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のベンダバールに3馬身の差をつけて2勝目をマークした。