ミッキーフィーバー（2010年生、母マルカジュリエット）

ミッキーフィーバー（2010年2月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋熱狂する」。毛色は鹿毛。種牡馬のメイショウサムソン（当時7歳）と交配したマルカジュリエットが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方22戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2014年の3歳以上C2一。

経歴

デビュー前

当歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、野田みづきによって2,835万円で落札された。

松田国英厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2013年）

5月5日、デビュー戦は鮫島良太騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は516kg。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には届かず9着に終わった。

8月10日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では稲妻の如き末脚を披露し、3着に入った。

8月31日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で川須栄彦騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

4歳（2014年）

4月8日、約7か月半の休み明けで迎えた4戦目は、武藤隆一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

4月30日、中2週で迎えた5戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るモモイロアゲハを別次元の末脚で半馬身差し切って初勝利を挙げた。

5月23日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

6月13日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、勝ったインプレスシアトルに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

8月1日、中6週で迎えた8戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアイジョウイッパイを上がり2位タイの末脚でクビ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。

8月29日、中3週で迎えた9戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、はまゆう賞（園田ダート1400m 雨/重）に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、3着に入った。

9月19日、中2週で迎えた10戦目は、まりーごーるど賞（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は田中学騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したランクローズに半馬身届かず2着に敗北した。

10月15日、中3週で迎えた11戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。

11月5日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（6戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

11月27日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は木村健騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

12月24日、中3週で迎えた14戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は田中学騎手（7戦2勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

5歳（2015年）

1月21日、中3週で迎えた15戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（8戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

2月13日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた16戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 雪/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（9戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

3月12日、中3週で迎えた17戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（10戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、抜け出したラヴミニスターを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4月2日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中学騎手（11戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

4月22日、中2週で迎えた19戦目は、大柿一真騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（12戦2勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた21戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

6月19日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は田中学騎手（13戦2勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

7月16日、中3週で迎えた23戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は木村健騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

8月14日、中3週で迎えた24戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、勝ったメイショウバッカスに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

9月11日、中3週で迎えた25戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。