アドバンスシチー（2005年生、母イヴニングライド）

アドバンスシチー（2005年5月11日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「前進すること、常に前へ進む＋冠名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時7歳）と交配したイヴニングライドが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）駿河牧場。戦績は、中央平地6戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

友駿ホースクラブ愛馬会にて総額1,800万円（3.6万×500口）で一口馬主が募集された。

佐々木晶三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

9月23日、デビュー戦は佐藤哲三騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は470kg。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、抜け出したフローテーションに3/4馬身届かず2着に敗北した。

10月8日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都芝2000m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

10月28日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤哲三騎手（2戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に敗れた。

3歳（2008年）

3月8日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず12着に敗れた。

7月13日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から22kg絞って迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は佐藤哲三騎手（3戦0勝）。18頭立ての5番人気で大外18番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

8月2日、中2週で馬体重を前走からさらに14kg減らして迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（4戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に敗れた。