マイティービーム（2002年生、母ワンナイトドリーム）

マイティービーム（2002年3月13日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋光線」。毛色は鹿毛。種牡馬のエンドスウィープ（当時11歳）と交配したワンナイトドリームが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）平成ファーム。戦績は、中央平地16戦0勝、中央障害8戦0勝2着1回、地方3戦1勝。主な勝ち鞍は2005年の名古屋チャレンジカップチェリー賞。

経歴

デビュー前

宮徹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2004年）

7月4日、デビュー戦は岩崎祐己騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

7月11日、連闘で迎えた2戦目は、2歳未勝利（函館ダート1000m 雨/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で岩崎祐己騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

10月9日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1400m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた4戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で四位洋文騎手（2戦0勝）。15頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた7戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で四位洋文騎手（3戦0勝）。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に敗れた。

12月26日、中2週で迎えた8戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に終わった。

3歳（2005年）

1月16日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は岩崎祐己騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では息の長い末脚を披露し、3着に入った。

1月29日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は藤岡佑介騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず6着に敗れた。

2月12日、中1週で迎えた11戦目は、O.ペリエ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

3月12日、中3週で迎えた12戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 曇/不良）に出走。15頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に敗れた。

4月14日、中4週で迎えた13戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップチェリー賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のセゾンインチーフに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月1日、中1週で迎えた14戦目は、3歳500万下（京都ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は岩崎祐己騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず13着に終わった。

9月10日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた15戦目は、上野翔騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。

10月11日、中3週で馬体重を前走から15kg戻して迎えた16戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、奥飛騨特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は上野翔騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は力尽きて7着に終わった。

11月28日、中4週で迎えた18戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、プリムラ賞（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に終わった。

12月24日、中3週で迎えた19戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は内田浩一騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚色が悪くなり14着に終わった。

4歳（2006年）

2月26日、中8週で迎えた20戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 雨）に出走。鞍上は岩崎祐己騎手（4戦0勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月18日、中2週で迎えた21戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で岩崎祐己騎手（5戦0勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。14着に終わった。

4月16日、中3週で迎えた22戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で岩崎祐己騎手（6戦0勝）。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月28日、中5週で迎えた23戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩崎祐己騎手（7戦0勝）。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月24日、中3週で迎えた24戦目は、菊地昇吾騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。11着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた25戦目は、黒岩悠騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったメジャーカフェから1馬身半差の2着となった。

7月23日、中1週で迎えた26戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で黒岩悠騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月12日、中2週で迎えた27戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で黒岩悠騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。競走中止となった。