ロードバルセロナ（2022年生、母クライフターン）

ロードバルセロナ（2022年2月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+スペインにある都市の名前」。毛色は栗毛。種牡馬のビッグアーサー（当時11歳）と交配したクライフターンが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者はバンブー牧場。主な勝ち鞍は2025年の夢見た舞台に喝采を特別(一般C4-2)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、バンブー牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

茶木太樹厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2025年）

2月2日、デビュー戦は柴田裕一郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 晴/重）に出走。馬体重は508kg。17頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に敗れた。

3月1日、中3週で迎えた2戦目は、吉村誠之助騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に敗れた。

5月25日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/不良）に出走。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

7月12日、中6週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた4戦目は、高杉吏麒騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では脚が残っておらず13着に敗れた。

8月16日、中4週で迎えた5戦目は、森田誠也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。

9月18日、中4週で迎えた6戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、門別競馬場来賓室観戦ツアー賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚が残っておらず3着に敗れた。

10月9日、中2週で迎えた7戦目は、浦河町保育園留学賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 曇/稍重）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で落合玄太騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた9戦目は、夢見た舞台に喝采を特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で落合玄太騎手（3戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るショットブラストを自慢の末脚でクビ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。

11月13日、中0週で迎えた10戦目は、ビアパーティーAiba浦河3賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で落合玄太騎手（4戦1勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮し、3着に入った。