ツキミザケ（1996年生、母クリスタルフラワー）

Tsukimizake

1996.05.10

ツキミザケ（1996年5月10日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアサティス（当時11歳）と交配したクリスタルフラワーが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）グランド牧場。戦績は、中央平地13戦0勝。

経歴

デビュー前

萱野浩二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1998年）

8月15日、デビュー戦は菊沢隆徳騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（札幌芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は436kg。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（札幌ダート1000m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の闘志でゴールまで力戦したが、3着に終わった。

9月20日、中2週で迎えた3戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

3歳（1999年）

1月6日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

1月16日、中0週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

2月6日、中2週で迎えた6戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。15頭立ての9番人気で大外15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

3月7日、中3週で迎えた7戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1000m 雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

7月11日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた8戦目は、横山賀一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

7月31日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（函館ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横山賀一騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山賀一騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。最後はタレてしまい15着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は伊藤直人騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に終わった。

9月4日、連闘で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤直人騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪い、遅いペースで一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。