ロセアン（1996年生、母Seiran）

L'Ocean

1996.02.02

ロセアン（1996年2月2日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のTime for a Change（当時15歳）と交配したSeiranが7歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地8戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1999年の4歳未出走。

経歴

デビュー前

キャロットクラブにて総額3,700万円（7.4万×500口）で一口馬主が募集された。

坂口正則厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1999年）

5月8日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見事な伸び脚で猛追したが、勝ったコンバットフラワーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

5月15日、連闘で迎えた2戦目は、4歳未出走（新潟ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のマチカネトキノコエを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

6月19日、中4週で迎えた3戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中舘英二騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下の渡島特別（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で中舘英二騎手（3戦1勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

7月24日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（函館ダート2400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で中舘英二騎手（4戦1勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

4歳（2000年）

2月20日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた6戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。15頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた7戦目は、畑端省吾騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では切れる脚を使えず16着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた8戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1600m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で畑端省吾騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。