アイファーマリー（2012年生、母アイファーマリアン）

アイファーマリー（2012年5月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋母名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスターキングマン（当時13歳）と交配したアイファーマリアンが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は野表篤夫。戦績は、中央平地2戦0勝、地方41戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2016年の一般C15。

経歴

デビュー前

坪憲章厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

11月15日、デビュー戦は義英真騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は390kg。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

3歳（2015年）

5月31日、約6か月半の休養明けで迎えた2戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では見せ場なく16着に終わった。

7月3日、中4週で迎えた3戦目は、湯前良人騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

7月31日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で湯前良人騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦の祝近藤竜生誕20周年記念（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で湯前良人騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に終わった。

9月4日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で湯前良人騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

9月22日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のダイヤモンドブルー記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

10月2日、中0週で迎えた8戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は湯前良人騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で湯前良人騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

10月30日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で湯前良人騎手（6戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定の一般C24（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で湯前良人騎手（7戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定の一般C27（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で湯前良人騎手（8戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に敗れた。

12月15日、中2週で迎えた13戦目は、一般C26（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で湯前良人騎手（9戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったシンゼンジャイアンに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

12月28日、中1週で迎えた14戦目は、牝馬限定の一般C26（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で湯前良人騎手（10戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

4歳（2016年）

1月7日、中0週で迎えた15戦目は、一般C31（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で湯前良人騎手（11戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

1月25日、中2週で迎えた16戦目は、牝馬限定の一般C31（笠松ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で湯前良人騎手（12戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた17戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、一般C29（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた18戦目は、牝馬限定の一般C30（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた19戦目は、一般C23（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は湯前良人騎手（13戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた20戦目は、牝馬限定の一般C24（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で湯前良人騎手（14戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に終わった。

4月1日、中0週で迎えた21戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で湯前良人騎手（15戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた22戦目は、牝馬限定の一般C20（笠松ダート800m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で湯前良人騎手（16戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた23戦目は、一般C22（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で湯前良人騎手（17戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、伸びてきたシンゼンジャイアン決め手に屈して半馬身差の2着となった。

5月9日、中1週で迎えた24戦目は、牝馬限定の一般C21（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で湯前良人騎手（18戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

5月30日、中2週で迎えた25戦目は、安立ひかり誕生記念（笠松ダート800m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で湯前良人騎手（19戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた26戦目は、牝馬限定の一般C19（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で湯前良人騎手（20戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のアラビアンローズに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月30日、中1週で迎えた27戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、アルプス特別（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた28戦目は、一般C14（笠松ダート800m 雨/稍重）に出走。鞍上は湯前良人騎手（21戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた29戦目は、一般C15（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で湯前良人騎手（22戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のアルファマリニンに1馬身半の差をつけて2勝目を手中に収めた。

8月15日、中2週で迎えた30戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、春駒特別（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

9月8日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた31戦目は、大白川高原賞（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

9月29日、中2週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた32戦目は、サファイア賞（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた33戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、マックル賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず9着に敗れた。

11月10日、中3週で迎えた34戦目は、一般C17 20（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山真一騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

11月22日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた35戦目は、島崎和也騎手を鞍上に迎えて、一般C22（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。6頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた36戦目は、水野翔騎手を鞍上に迎えて、一般C18（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

12月29日、中2週で迎えた37戦目は、一般C23（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野翔騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

5歳（2017年）

1月11日、中1週で迎えた38戦目は、一般C24（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野翔騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた39戦目は、山下雅之騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の一般C22（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた40戦目は、一般C21（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山下雅之騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

2月21日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた41戦目は、一般C21（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は丸山真一騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

3月9日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた42戦目は、新井貢生誕30周年記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山真一騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

3月23日、中1週で迎えた43戦目は、一般C15（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山真一騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。